ありふれているが、実はどちらも本当は「尊い」お名前!
日本人の名前はじつに十数万以上あるといわれ、そんななかで、もっとも多く名乗られているのが「佐藤」姓と「鈴木」姓だ。
「佐藤」姓を最初に名乗ったのは、平安時代の中期関東地方で活躍した武将、藤原秀郷の子孫達だという。代々受け継がれた役職「左衛門尉」に藤原の「藤」を組み合わせたという説が有力だ。
この佐藤一族は、東北方面へと勢力を拡大した。
それに伴って「佐藤」姓も広がっていったため、関東以北には特に多いとされる。
「鈴木」姓のルーツは、紀州和歌山の熊野信仰だ。そこで行われる神事では「ススキ」と呼ばれる神聖な棒を使用した。そこから神事を執り行う神官も「鈴木」と呼ばれるようになったという。
熊野信仰が全国的なブームになると、各地に神社が建立され、神主の「鈴木」さんも赴任した。地縁が深まるにつれて鈴木姓が根付いていった。
どちらもありふれた名字と思われがちだが、元をたどれば武将と神官。名乗ることが名誉と考えられたからこそ、今のように数が増えていったと思われる。
大人の雑学、意外なライバル
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